日本統治時代に八田氏が建設した烏山頭ダム

私が2022年まで住んでいた台湾についてご紹介します。台湾の台南には日本統治時代に建設された烏山頭ダムがあります。
建設開始から10年の歳月を経て1930年に完成。ダムの完成により嘉南平野は台湾最大の穀倉地帯となりました。もちろん、現在でもダムは利用されています。
ダム周辺は資料館や公園が整備され観光スポットとなっています。敷地内は広いので基本的に車移動です。

ダムのほとりには、烏山頭ダムを設計した八田與一さんの銅像がダムを眺めるように設置されています。命日にあたる昨日、5月8日には慰霊祭が実施されました。この慰霊祭は毎年実施されています。八田さんのダム建設の功績は台湾の高校などで使われる教科書にも記述され、多くの台湾人から尊敬される存在であります。
ちなみにダム周辺道路は「八田路」と命名、八田さんの名前は台湾の地図にも刻まれています。日本人にこそ訪れてほしい烏山頭ダム。みなさんが台湾観光でよく訪れる台北からは離れていますが、是非訪問を検討してみて下さい。

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