12月10日から台湾へ
こんにちは!中村勇太です。実は、12月10日より台湾へ行くこととなりました。前回、台湾に滞在していたのは2020年2月なので、約2年ぶりの台湾滞在となります。ここまで間が開いてしまったのはやはり新型コロナウイルス感染症拡大の影響です。近い国なのに遠い国のように感じることが多くなり、台湾好きの方は台湾ロスとなってしまった方も少なくないはずです。私もその一人です。今回は、ビザ申請をして入国を行います。コロナ禍ということもあり、台湾も入国者に対して厳しい対応で臨んでいます。日本人にとっては厳しすぎると感じることもありますが、これも自国民の命を守るための措置として理解できます。
今回は、事前に申請、手配した内容をご紹介していきます!
ビザ申請
ビザの申請窓口は台北駐日経済文化代表処となります。管轄は所在地によって異なります。私は神奈川県在住で、台北駐日経済文化代表処横浜分処が管轄となります。すでにこれまでも何度かお世話になっています。
ビザの申請に必要な書類等は、ビザの種類によって異なります。ビザの種類には停留ビザ、居留ビザ、ワーキング・ホリデービザなどがあります。停留と居留の違いは滞在可能期間で、居留の方が長期の滞在が可能となります。
停留ビザ、居留ビザそれぞれに更にビザの種類が用意されています。停留ビザには商務(ビジネス)、停留(親族訪問・観光)などの種類があります。
今回私が申請したのは停留ビザです。用意した資料などはパスポート原本及びコピー、ビザ申請書、証明写真2枚、親族関係証明書(台湾の戸籍謄本等)、台湾に親族がいる証明書(パスポート等)、航空券のチケット情報です。
現在はビザ申請は予約制です。私は事前に予約した上で、12月6日に申請に出向きました。ビザ取得まで約3日かかりますが、今回はスムーズに進めていただきなんと翌日にはビザを取得することができました。実際の取得目安は申請時に確認した方がいいです。
必要書類の詳細は以下の台北駐日経済文化代表処のWebサイトをご確認ください。
査証 – 台北駐日経済文化代表処 Taipei Economic and Cultural Representative Office in Japan
無犯罪証明書
実は本当は居留で申請したかったのですが、渡航日が迫っている関係で居留ビザの申請に必要な健康診断書類が間に合わず停留で申請することとなりました。ただ、現地で居留に切り替え手続きができるため書類を準備します。
今回、現地での切り替えで必要なのが健康診断書類と無犯罪証明書(犯罪経歴証明書)です。健康診断書類は現地の病院で発行可能な為、現地で取得することとしました。無犯罪証明書は現地で取得することが出来ないため、渡航前に取得します。
私は神奈川県在住の為、横浜にある神奈川県警察で発行手続きを行います。この申請に必要な物は、パスポートと運転免許証などの身分証明書です。申請書に記入をして指紋を取得されます。発行費用はかかりません。受け取りはだいたい1週間後です。
無犯罪証明書を受け取ったら、渡航前に台北駐日経済文化代表処で認証を受けます。
隔離ホテル予約
現在、台湾入国の際は台湾政府指定の隔離ホテルにて14日間の滞在が義務づけられています。ホテルの手配は自身で行う必要があり、費用も自己負担です。予約サイトは複数ありますが、私が利用したのは「AsiaYo」というホテル予約サイトです。数あるホテルの中から、隔離ホテル(防疫旅館)だけを抽出して表示させることもできます。
隔離対応の部屋はやはり宿泊費は高めに設定されています。私が予約したのは台北市内にある「柯達大飯店 台北松江」というホテルですが、2週間の滞在で約30万円かかりました。長期の滞在となるためホテル選びは重要です。安いホテル、部屋は窓や浴槽がない場合があります。2週間滞在することを考えてホテル選びをすることが重要です。
航空券予約
航空券の予約は慣れている方も多いのではないでしょうか?ただ、現在はコロナ禍ということもあり、いつもと異なる点があります。
現在、各国が入国の規制を強めていることもあり通常より便数が減っています。利用者数が多い訳ではないので、満席になることはないと思いますが、便の選択肢が少なくなっていることは注意しておいた方がいいです。
また、台湾到着後、隔離ホテルチェックイン時間まで待機することができないことも押さえておいた方がいいです。
例えば、午前中の早い便で台湾に着いた場合、ホテルのチェックイン時刻まで時間が開いてしまいNGパターンとなります。空港到着から隔離ホテルチェックイン時間まで時間が開かないような便を選ぶ必要があります。
ちなみに今回私は航空券の手配にマイルを活用しました。しばらく海外渡航をしていなかったため、マイルを使う機会が減りだいぶ溜まっていました。隔離ホテルの費用など出費が多くなるので、是非自身のマイル数をチェックして活用してみてください。
PCR検査
現在、台湾入国の際は搭乗前3営業日以内に受けたPCR検査の陰性証明書が必要です。今回私が利用したのは、新宿にあるチームメディカルクリニック新宿です。
こちらは完全予約制です。予めWeb上で予約を行います。
予約した日時に向かい受付でパスポートを提示します。会計、検査はスムーズでした。結果は数時間後にメールで届きます。メールに陰性証明書がPDF形式で添付されています。
出国、入国の際に提出を求められるので、予め印刷しておきます。
運転免許証の中国語翻訳文
台湾で車を運転する際は、事前にJAFで手続きをします。台湾では国際免許証は不要です。運転免許証の中国語翻訳文を発行してくれますので、この中国語翻訳文と運転免許証を持参することで台湾で車を運転することができます。
現在はコロナ対応として、基本的に郵送での手続きとなります。渡航日が迫っているようであれば、相談すれば早急に手続きを進めてくれる場合があります。私は渡航日が迫っていたため直接JAFに出向き手続きを行いました。書類は即日の発行は難しいため、後日郵送されます。